クレオドンの用法・用量
適量を患部に貼付する。歯髄処置の場合:齲窩の拡大、清掃後、適量を小綿球に浸潤させて窩内に挿入し、仮封する。根管処置の場合:齲窩・根管(髄腔)の拡大、清掃後、適量を滅菌綿繊維又はペーパーポイントに浸潤させて根管内に挿入し、仮封する。
クレオドンの効能・効果
齲窩及び根管の消毒、歯髄炎の鎮痛鎮静、根端性歯周組織炎の鎮痛鎮静。
クレオドンの副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:過敏症:(頻度不明)過敏症状。
クレオドンの使用上の注意
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
【授乳婦】
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
【適用上の注意】
- 1.薬剤投与時の注意:
- 1)軟組織に対し局所作用をあらわすので、口腔粘膜等に付着させないよう配慮すること。
- 2)軟組織に付着した場合には、直ちに清拭し、消毒用エタノール、グリセリン、植物油等で清拭するか、又は多量の水で洗うなど適切な処置を行うこと。また、手指等に付着した場合には、石けん等を用いて水又は温湯で洗浄すること。万一眼に入った場合には、直ちに多量の水で洗浄する等の適切な処置を行うこと。
【その他の注意】
- 2.非臨床試験に基づく情報:
急性毒性(グアヤコール)
ラット 経口 LD50=725mg/kg。
【保管上の注意】
室温保存。